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但馬信用金庫について

たんしんの考え方

「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」について

「金融商品に係る勧誘方針」について

保険販売業務に係る「保険募集指針」について

「マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与等対策ポリシー」について

「反社会的勢力に対する基本方針」について

「利益相反管理方針の概要」について

「中小M&Aガイドライン遵守宣言」について

経営者保証に関する取組方針

「ソーシャルメディア利用方針」について

上記はPDFファイルで作成しております。ご覧頂くにはアドビシステムズ社のAdobe Readerが必要です。お持ちで無い方は、アドビシステムズ社のサイトから無償でダウンロードすることができます。右のロゴをクリックしてください。

コンプライアンス態勢

コンプライアンスとは、「法令やルール、社会的規範」を遵守することです。たんしんは、「中小企業の健全な育成、地域社会の繁栄に奉仕する」という高い社会的使命を全うするためには、このコンプライアンスに徹した経営が必要不可欠であると考え、日々その実践に取組んでいます。具体的には専務理事を委員長、本部各部長を委員、営業店長・本部次長を推進委員として「コンプライアンス委員会」を設置し、金庫内のコンプライアンス全般に関する議論を行うとともに以下の取組みを行っています。

法令・社会的な要請等への対応

諸法令の制定・改定等に対し、規程等の整備などの迅速な対応を行っています。また、相談・苦情・要望・問合せの受付専用電話を本部に設置し、お客様からの苦情等を含めた顧客サポート全般に、誠意を持って対応にあたっています。 また、公益通報者保護法に規定する公益(内部)通報に対応するために、金庫内および金庫外に通報専用電話を設置し、不正行為等の早期発見と是正を図る態勢を整備しています。

コンプライアンスに関する規程、プログラム、マニュアルの作成・実践

コンプライアンスに関する基本的方針や態勢等を定めた「コンプライアンスに関する規程」を制定し、実践計画書として「コンプライアンス・プログラム」と、実践のための手引書として「コンプライアンス・マニュアル」を作成して全職員に配付し、コンプライアンスの実践に努めています。

職員教育・啓蒙活動

研修会、セミナーを開催するとともに、各職場においても定期的に勉強会を実施するなど、積極的な取組みを行っています。知識習得を補完するものとして、外部試験を受験させるなど、自己啓発にも力を入れています。

遵守状況に係る点検

内部監査や本部検査、自主点検、本部指導を通じてコンプライアンスの実践状況の点検を行い、その結果を今後の施策に役立てています。

リスク管理態勢

顧客ニーズの多様化や金融の自由化・国際化の進展等により、金融機関を取り巻くリスクは一段と多様化・複雑化しています。このような環境下にあって、たんしんではリスク管理を経営上の最重要課題と位置付け、当金庫の保有するリスクについて、リスクカテゴリー毎に評価したリスクを総体的に捉え、金庫の経営体力(自己資本)と比較・参照することによって、リスク管理を行う『統合的リスク管理態勢』を構築しています。
そして、経営の健全性の確保と収益性の向上を図る観点から、統合的リスク管理態勢の更なる強化・充実に取組んでいます。

信用リスク管理

信用リスクとは、取引先の経営状態の悪化により、貸出金などの元本や利息の回収が困難となって、損失を被るリスクのことをいいます。
たんしんでは、貸出資産の健全性を維持・向上させるために、事業支援部は営業店と連携し、取引先の経営状況の改善のためのサポートを実施しています。また、融資部においては、厳格な貸出審査態勢と随時自己査定態勢を構築することで、より効率的かつ効果的なリスク管理に努めています。そして、貸出資産の査定については、取引先の実態を踏まえ、正確な自己査定を実施して、資産の分類、適正な償却・引当を行っています。さらに研修等を通じ、職員の与信判断能力・経営改善支援能力等の強化を図っています。

市場リスク管理

市場リスクとは、金利・株式や投資信託等の価格、為替等の様々な市場のリスク要素の変動により、保有する資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことをいいます。
たんしんでは、市場リスクを「預金・貸出金の金利リスク」「預け金・有価証券の金利リスク」「価格変動リスク」「為替リスク」に区分し、担当部署を置いて管理しています。また、ALM委員会を定期的に開催し、これらのリスクに適切に対応するように努めています。

流動性リスク管理

流動性リスクとは、市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)と、運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金流出等により必要な資金が確保できなくなり、資金繰りがつかなくなる場合や、資金の確保に通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)のことをいいます。
たんしんでは、ALM委員会を定期的に開催し、これらのリスクに適切に対応するように努めています。

オペレーショナル・リスク管理

オペレーショナル・リスクとは、業務遂行上の過程において、内部プロセス、人、システムが不適切もしくは機能しないこと、または外発的な事象により、損失を被るリスクのことをいいます。
たんしんでは、下記項目について、オペレーショナルリスク管理態勢を構築しています。

「事務リスク」
事務リスクとは、業務上の事務ミスや不正により損失を被るリスクのことです。
たんしんでは、事務に関する規則等を整備して研修・指導等を通じ職員の事務能力の向上を図ることにより、正確な事務処理の徹底と不正行為の発生防止に努めています。また、監査部による立入検査を実施して内部牽制を図るとともに、自店内でも相互牽制と事務ミスの早期発見のため定期的に店内検査を行っています。
「システムリスク」
システムリスクとは、コンピュータシステムの停止・誤作動や不正使用、さらにはサイバー攻撃等の発生により損失を被るリスクのことです。
たんしんでは、(一社)しんきん共同センターへ加盟し、オンラインシステムの運用を委託しています。同センターはコンピュータ・通信回線の二重化およびバックアップセンターの設置等により、大規模災害等の不測の事態に備えて万全の態勢を構築しています。
また、たんしんでは、当金庫の情報資産について各種規程・取扱要領等を制定し、厳正な情報管理を行う等、十分な管理態勢を構築しています。
「法務リスク」
法務リスクとは、金融機関の経営や顧客とのお取引等において、法令や内部規程等に違反する行為ならびにその恐れのある行為(コンプライアンス違反行為)が発生し、金融機関の信用失墜や法的な責任追及を受けることにより損失を被るリスクのことです。
たんしんでは、コンプライアンス態勢の整備を行い、遵法精神の醸成に努めるとともに、各種業務における法務リスクの検証と適切な管理により、損害の未然防止、極小化を図り、信用の維持、確保に努めています。
「風評リスク」
風評リスクとは、インターネット掲示板や携帯電話のメール等による根拠のないうわさの流布やマスコミ報道、市場関係者の評判、業務上のトラブル等、様々な要因から金融機関に対する評判が悪化し、有形無形の損失を被るリスクのことです。
たんしんでは、「地域になくてはならない金融機関」とお客様に感じていただけるよう、常日頃から役職員が日常業務や地域との関わりを通じて、お客様との強い信頼関係の構築に励んでいます。さらにディスクロージャー誌等により透明度の高い情報開示を積極的に行い、当金庫の経営の健全性を広くお客様に伝達するとともに、常に公共報道やインターネット等を利用した風評情報によるお客様動向の変化を注視するなど、モニタリングの実施にも力を入れています。また、当金庫のイメージ向上に向け、Facebookページの運営など積極的な広報活動も展開しています。
「人的リスク」
人的リスクとは、職員による不適切な行為、人事運営上の不公平・不公正・差別的行為(セクシャルハラスメント・パワーハラスメント等)、労働災害およびメンタルヘルス不全等から生じる損失・損害等を被るリスクのことです。
たんしんでは、職員の安全衛生を確保し、公平かつ透明性の高い人事制度の運用を行うべく日々取組みを行っており、今後も法改正、社会的要請に適時対応し、より一層の態勢整備に努めます。
「有形資産リスク」
有形資産リスクとは、災害その他の事象から生じる有形資産の毀損・損害などにより、損失を被るリスクのことです。
たんしんでは、防犯訓練に加え、地震災害時等によりオンラインが稼働しない場合を想定して、業務継続計画に基づく訓練を実施しており、今後も実施していく方針です。