このたび、信用金庫業界では、信用金庫の口座をご利用のお客さまの利便性向上・セキュリティ強化を目的として、クラウド型バックオフィスサービスの開発・販売を行うfreee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木 大輔)との法人向けインターネットバンキングにおけるAPI連携を、2月4日より順次開始いたしますのでお知らせいたします(注1)。
本連携により、freee株式会社とAPI連携を行った信用金庫の法人向けインターネットバンキングをご利用のお客さまは、同社の「クラウド会計ソフトfreee」を利用するにあたり、インターネットバンキングのログインID・パスワードを同社に提供することなく、口座の残高や入出金明細などの情報を会計ソフトに自動連携することが可能となるため、より安全性の高いサービスをご利用いただけるようになります(注2)。
業界団体である全国信用金庫協会の取り次ぎ方式による信用金庫とフィンテック企業とのAPI連携は、今回が初の取組みとなります。信用金庫業界では、今後も、多様なフィンテック企業等とのAPI連携をはじめとした連携・協働を推進していくことで、信用金庫のお客さまにとって付加価値と利便性の高い新たな金融サービスの提供を目指してまいります。
(注1)1月30日時点でfreee株式会社とAPI連携に関する契約を締結している信用金庫は、全国260信用金庫中、当金庫を含む253信用金庫です。
なお、信用金庫業界では、各信用金庫と電子決済等代行業者とのAPI連携を円滑に進めるため、全国信用金庫協会が両者で必要な事務の取り次ぎ・取りまとめを行い、API連携に同意した信用金庫の代理人として電子決済等代行業者と契約を締結することとしています。
(注2)API(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)とは、システム同士を繋ぐ際の仕様のことであり、API連携は、信用金庫とフィンテック企業のシステムをAPIで接続し、お客さまに連携認証を行っていただくことで、信用金庫と提携した企業がお客さまの情報をより安全に取得・活用することができるようにするための仕組みです。
※「クラウド会計ソフトfreee」は信用金庫が提供するサービスではありません。「クラウド会計ソフトfreee」のサービス内容については、freee株式会社にお問い合わせください。