2006年入庫
貸付担当役席
入庫の動機を教えてください。
 もともと金融の仕事に就きたいという熱い思いがあったわけではありません。実際に入庫してから、仕事のおもしろさや楽しさに気づいていきました。同時に、金融の難しさにも気づかされますが。それと、同じ職場の人間から刺激をもらえるというのは、この仕事を続ける動機にもなっていると思います。後悔は全くありません。
現在の仕事内容を教えてください。
 融資の担当をしています。直接お客様と関わることは少ないです。窓口にいらしたお客様のご相談にのることはありますが、基本的には渉外担当者(営業)が持ち帰った案件に対してアドバイスをしたりしながら本部に申請をして承認をもらう、という役割ですね。あとは融資、債権の回収です。
仕事をする上で大変に思う部分はどんなところですか?
 企業にしても、個人にしても、結局は“人”対“人”なので、パターンがない、ということでしょうか。一人一人対応は変わりますから。それは難しいところであると同時に、おもしろいところでもあると思っています。
但馬信用金庫の強みと言ったら、どんなことでしょうか?
 強みは、“人”だと思います。“人”を成長させる職場環境が整っていることは、大きいですね。僕は、仕事ができる方ではないのですが、諦めずに指導してくれる先輩や上司がいてくれました。90年続いている信用金庫で、それは人が作ってきた歴史だと思うので、“人を育てる”というスタンスは変えずにいきたいですね。
就職活動をしている学生さんにメッセージをください。
 最近、ワーク・ライフ・バランスのことがよく言われますが、やはり“仕事が充実してこその私生活だ”、という考え方はあると思います。金融というのはお金を扱うシビアな仕事ではありますが、いろいろな面で成長を促される仕事でもあります。また、これからの金融機関は金融業務だけをしていればいいというのではないと思っています。但馬地域における金融という意味では、人口減少など市場的に難しい面もありますが、それゆえに地方創生の一端を担い、但馬を盛り上げていく仕組みを自分で作り上げていく楽しさがあると思います。厳しいからこそ得られるものもあると思いますし、それは僕自身が実感していることでもあります。あえて厳しい中に飛び込む勇気を持って、エントリーしてください。