先日、月に一度の定期積金の集金で、ある高齢の女性のお宅をお伺いしたんです。すると「最近ずっと体調を崩していたの。でも、今日藤岡さんに会えると思うとうれしくて、体調もよくなってきたのよ」というお言葉をいただきました。私にとっては仕事の一つに過ぎなかったのに、そんな思いでいてくださったなんて…。お客様の支えになれているという喜びとやりがいを感じ、背筋がピンと伸びる思いでしたね。
　そんなお客様とのやりとりを通して、仕事への姿勢も少しずつ変わってきたように思います。私がこれまでめざしてきたのは、お客様から「ありがとう」と言っていただくこと。それが「来てくださって、選んでくださって、喜んでくださって、ありがとうございます」とこちらから感謝する気持ちを持つことが大切だと考えるようになったんです。お互いが「ありがとう」と思い合えれば、信頼関係はいっそう深まるのではないでしょうか。この気持ちは、お客様だけでなく業務で来店される郵便局や運送会社の方に対しても同じです。
　「人」に惹かれて入庫を決めましたが、いろんなことにチャレンジさせてもらえるのも“たんしん”の大きな魅力だとわかりました。若手職員が、役員や地域の方と交流したり、共に学び合う場である『人財開発会議』で他の支店の人と知り合ったり、意見を交わせるのもすごく新鮮で刺激になります。こういった場で視野を広げながら、お客様を増やすための外交活動をさらに進めていきたいと思っています。個人的な目標としては、ローンや預り資産の提案から契約までを一人でこなせるようになって、業務の幅を広げていきたいです。