但馬で働きたいと思い、様々な地元企業を訪問しましたが、「但馬を愛する気持ち」を最も強く感じたのが当庫でした。決め手となったのは、自分が当庫で働く姿を明確にイメージできたことですね。金融に関する知識はほとんどありませんでしたが、微力でも但馬経済に貢献したいと思い入庫を決意しました。
　入庫後は貸付係に配属され、後方でのサポート業務を経て6月から窓口へ。当初はお客様からの質問にどう答えていいのか分からず、混乱してしまうこともしばしば。正直、窓口に座っていても「どうかお客様が私の前に来ませんように」などと思っていたくらいです（笑）。そんな私が、現在ではお客様を歓迎する気持ちでいっぱいですから、大きな変化ですね。これも、いつも私を見守っていてくれた上司や先輩たちのおかげです。分からないことは仕事の手を止めてでも教えてもらえましたし、何よりも「常に誰かが見ていてくれている」という安心感がありました。
　今の課題は、同じミスを繰り返さないことです。仕事が増えていく中で、自分なりに優先順位をつけて効率よく仕事をすることを心掛けていますが、準備不足などで同じミスをしたとき、上司から「基本をしっかり習慣づけなさい」とアドバイスされました。単に頭で理解するだけではダメで、一つ一つの仕事を習慣づけることの大切さを実感しているところです。当庫には仕事に対して熱い想いを持った職員が多く、そうした方々に囲まれて仕事ができるのは、とても刺激的だと思っています。