今はまだ、これがやりがいだと胸を張って言える経験は少ないのですが、印象に残っているお客様がおられます。この方は、ある個人ローンを申し込まれたのですが、残念ながら否決となってしまいました。私は何とかして差し上げたいと考え、上司とも相談して公的書類を揃え、再審査を依頼したところ審査が通ったのです。とても喜んで頂き「本当に助かりました。ありがとう」との言葉をもらったときはすごく嬉しかったですね。またお客様だけでなく、日々の仕事の中で上司や先輩から「ありがとう」と声をかけてもらえるとモチベーションが上がります。こうした温かな言葉が、私の原動力となっています。
　今後の目標は、住宅ローンや事業性融資に挑戦することです。そのためにも、今担当している個人ローンの仕事をしっかり行わねばなりません。個人ローンには、渉外の方から回ってくる案件も多くあり、貸付係はそうした案件の書類の不備やモレを防ぐ「最後のチェック機関」。お客様のためにも当庫のためにも、書類にしっかりと目を光らせて、仕事の確実性を高めていきたいと思っています。
　金融機関というと堅いイメージがありますが、当庫は本当に和気あいあいとした雰囲気です。また入庫1年目から貸付窓口で仕事ができる環境も大きな魅力。これからも経験を積み、近い将来には＜たんしん＞の顔となって地域経済に貢献する渉外係を目指したいと思っています。